どんなときに使うか?
- いくつかの案の間で行き詰まり、「どちらが良いか」の議論が堂々巡りになっているとき。
- 決定の根拠を書き残す必要があるとき。
- チームの各人が口に出さないまま別々の基準を量っているとき。マトリクスがその基準を表に出します。
手順
- 1基準を追加します。何を軸に比べるか(費用・期間・リスクなど)です。
- 2各基準に1〜5の重みを付けます。重みは、その軸が自分にとってどれだけ大事かを表します。
- 3選択肢を追加します。比べたい案です。
- 4表の中で、各選択肢に各基準から0〜10の点数を付けます。
- 5合計は自動で計算され、最も高い選択肢にトロフィーの印が付きます。
キーボードショートカット(デスクトップ)
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ヒント
- 重みは採点を始める前に決めてください。後から動かすのは、決めることではなく望んだ答えを作ることです。
- マトリクスは代わりに決めてくれません。何を根拠に決めたのかを見えるようにするだけです。
- 二つの合計が僅差なら、答えは「同じ」ではなく「この基準では差が出ない」です。足りない基準を探してください。
記入例
記入例:どの倉庫を借りるべきか
候補は三つ、それぞれに推す人がいる。議論は「私はこう思う」で回っている。基準に重みをつけ、各案を十点満点で採点すると、話が数字に落ちる。
基準と重み
- 月額費用 — 重み5
- 顧客との距離 — 重み4
- 拡張の余地 — 重み3
- 道路と港へのアクセス — 重み3
- 移転の手間 — 重み1
採点(1-10)
- 倉庫A:8 / 4 / 6 / 5 / 7
- 倉庫B:5 / 9 / 4 / 8 / 5
- 倉庫C:6 / 7 / 9 / 6 / 3
重みづけ合計
- 倉庫A — 100
- 倉庫B — 114
- 倉庫C — 114
Aは落ちた。BとCは同点なので、この表は決めてはくれなかった。それでも議論を五つの基準から一つに絞ってくれた。残る問いは、近さが拡張の余地に勝るかどうかだけである。意思決定マトリクスの本当の値打ちは、多くの場合ここにある。選んではくれないが、選択肢を狭めてくれる。
よくある質問
意思決定マトリクスとは何ですか?
複数の案を同じ基準で採点し、その基準の重要度を掛けて比べる表です。目的は判断を自動化することではなく、その判断がどんな前提に立っているかを見えるようにすることです。
重みはどう決めればよいですか?
採点の前に、そして案を見ないうちに決めます。順序が逆になると、人は無意識のうちに好きな案が勝つまで重みをいじってしまいます。重みを先に書いて固定することだけが、この表を意味のあるものにします。
望んだ案が一位にならなかったらどうしますか?
そこがこの表のいちばん価値のある瞬間です。可能性は二つ。基準の重みづけを間違えたか、表に載っていない基準があるかです。どちらも、数字をいじるのではなく足りないものを書き足すことで直ります。
基準はいくつ使うべきですか?
四つから七つがうまくいきます。三つ未満なら勘で決められたはずですし、七つを超えると重みが互いに近づき、合計点が意味もなく団子になります。
無料ですか?
はい。Klarstiは現在無料で広告もなく、意思決定マトリクスを作るのにアカウントも不要です。